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「今週末は晴天かぁ。でも放射線が怖いから子供と外では遊べないなぁ」
と、思ったところで目が覚めた。夢だった。 私のは夢だったので目が覚めたら終わった。 今の日本ではこんな不安が現実だと思うと、ベルギーの晴天も喜べない。 福島第一原発の最悪のシナリオ「全機炉心溶融(メルトダウン)」が避けられる状況になった途端、海外に脱出した外国人に対する批判が高まっているように見受けられる。 本国に帰国した外国人たちは本当に腰抜けなのか。 私はそうは思わない。 ベルギーで同じことが起こったら、在白の私たち日本人はベルギー人の不安を煽らないように、留まるべきなのか? 言葉が分からない土地で緊急事態に陥ることの恐怖と不安を、批判する人たちは分かっているのだろうか。 帰国した外国人が使わない分の電気と食料もあると思う。 緊急時に在外自国民を安全なところに避難させるのも政府の立派な仕事のひとつである。 みんなそれぞれの立場・状況があり、それぞれが自分の信じるように行動すればいいと思う。 人は人。自分は自分。 東京から西へ避難した人もしかり。 政府の示す避難・退避30キロ圏外でも自主的に避難する人もしかり。 避難しないのも勇気ならば、避難するのも勇気、だと私は思う。 自分の決定に、納得して行動することが大切だと思う。 その決定が正しかったのかどうかは、どの道今すぐには分からない。 我が家は毎月1,000円X3人分=3,000円を募金することに決めました。これをとりあえず1年間続けてみます。日本人1億人が毎月1,000円募金すれば、毎月1000億円。固定で募金が確保できれば、復興への道筋が立てやすくなるかも、なんて願いながら。 被災した方々の心に一日も早く「希望」が戻ってきますように。
by arinkov
| 2011-03-21 06:03
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