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マロニーちゃんが3歳を過ぎ早数ヶ月。
なんだか最近育児がグググッとラクになった気がする。 「育児がラクになった」なんて感覚は、この人が生まれてから実に初めて味わう感覚である。 ラクになった理由は、ずばり 強力な助っ人が現れたから。 その名は、 『Monsieur l'ours』 と 『ゴロンゴラン』。 この2名である。 手短に紹介すると 『Monsieur l'ours』は直訳すると熊おじさん。 7月1週目のスタージュ(長期休暇中の学童保育)で体操のスタージュに行ったのですが、そこでウォーミングアップに使われていたこの歌遊び。 熊おじさんが起き出すと周りのみんなは走って逃げる、というルール。 『ゴロンゴラン』はあんぱんまんのエピソードに出てくる敵の名前。 マロニーちゃんはこの2名を心の底から恐れている。 私が「育児が辛い」と感じる大きなポイントは、この3点。 ・寝ない ・風呂から出てくれない ・食べない どれも毎日こなす必要があるのでかなりのストレス。 しかしながらこの2人の強力な助っ人が現れて以来、 もうなんていうか、こんなタスク、「屁の河童」で「朝飯前」なのだ。 寝ないときは 「Monsieur l'ours の好物は子供の目やで。早くベッドに行って目をつぶらなヤバいで。来てもしらんで。え?!今の音なに?!Monsieur l'ours ちゃう?!」 と、一芝居打てば、マロニーちゃんは自分のベッドにダイブして、目をつぶっている。 そしてそのうち寝てしまう。 お風呂が大好きでお湯が水になっても出たがらないマロニーちゃん。 もちろん手の指がシワシワになってもまだ遊びたがる。 しかし私は30分も横についてお付き合いすれば、もうイライラも頂点に達する。 「さあ、出よか」「出ない」 「出てよ」「出ない」 「電気消すで」「いいよ~」 と、続き、最後は私が怒って、マロニーちゃんが泣いて、お風呂から出るのが定例だった。 でも今は! 「ゴロンゴランが、シワシワの指食べに来るで!早く、手をグーにしてシワシワを隠しとき。そうそう、そうしたら来ないわ。うんうん、 じゃ、お母さん、あっちでちょっと用事してくるから、出たくなったら呼んで~。 絶対グーにしときや。絶対やで。 あ、ゴロンゴラン来たらごめんやで。お母さん、助けてあげられへんかもしらんけど、ごめんやで。ほな、さようなら~」 と言えば、慌ててお風呂から這い出てくるの! もう私は笑いをこらえるのに必死! マロニーちゃん、大胆なくせに意外に怖がりの小心者なことが判明しました! 最後の「食べない」。 これはもうね、諦めましたよ。 食べぬなら、それでよかろう、ホトトギス。 本日のスタージュで作った針金メガネを掛けてご満悦、の姿。
by arinkov
| 2011-08-04 05:38
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